眠れないなら

メンヘラ女子大生のジュークボックス。

『おいしいねと言い合える相手』

週1回くらいでエッセイ的な何かを書きたいと思ってるよ、1回目。

 

 

人と何かを食べて「おいしいね」と言い合いたい。相手の性別は問わない。食べるものだってなんでもいい。100円の菓子パンでも、高級焼肉でも。俵万智が「寒いね」の返答をしてくれる人を求めていたように、「おいしいね」と言って同意を示してくれる人とご飯が食べたい。そこには暖かな心の繋がりが、目には見えないけれど確かに存在するから。

1人でご飯を食べているから「誰かと美味しいものを共有する」という喜びが満たされない。ここ最近、うどんに花椒入りラー油をかけるのにハマっている。とても美味しい。一気に鼻に抜ける異国の香りと辛さがたまらなくて、うどんやそうめんなどと麺類なら何にでもかけてしまう。これは紛うことなく美味しい。小麦で口内が満たされるのは幸せである。ただ、「その美味しさを共有する相手」がいないのだ。ちょっぴり悲しい。早く大学で仲良い子作ろうっと。