#54 泣き笑い/クリープハイプ
えもいわれぬ、っていう気持ちを音楽にしたらこんな感じかなぁ。
この間出たアルバムの表題曲というかこの曲のサビがアルバムのタイトル。このアルバムがね、これまでのクリープハイプらしさと新しさがぶつかり合ってる感じがすごくて。
1番のサビが「泣きたくなるほど嬉しい日々に 答えはないけど手をあげてよ 恥ずかしい今も抱きよせて 間違っても笑ってよ」
2番のサビが「笑けるくらいに悲しい日々に 答えはないから手を繋いで 恥ずかしい今を抱き寄せて 間違っても笑ってる」
なんだけど、どっちも最高じゃない?少しずつ言葉尻とか接続詞が違うの。最後のサビだとまたちょっと違うんだよなぁ…やるなぁ尾崎世界観。1番は誰かと一緒に、2番は一人で嬉しさや悲しさを噛み締めてる。そのことの贅沢さ。
泣きたくなるほど嬉しい日々と笑けるくらいに悲しい日々に、の対立。最初はどっちも悲しい日々だと思ってたけど、そうでもないのでは?と最近思い始めた。
他の部分はずーっと抽象的なことを歌ってるんだけど、なんだと思う?